UCLA(University of California Los Angels:カリフォルニア大学ロサンゼルス校)歯周病学

教授サーシャ先生が主催しているUCLAインプラントマスタープログラムというものがあります。

これは、世界8地区(北アメリカ、ヨーロッパ、中近東、日本、中国、台湾、オーストラリア、ロシア)の歯科医師が、インプラントのスペシャリストを目指して、1年の間、計17日間の講義、7回の筆記試験、1回の臨床試験、2回のケースプレゼンテーションを行い、インプラントの知識と技術の向上を図っていくプログラムとなっています。


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↑講義風景。まさにWorld Wide



17日間の講義は、各国での講義が4日間×3回。そして最終講義はロサンゼルスのUCLAにて、すべての国の歯科医師たちが集まって5日間の講義が組まれています。

 



そして、8月最終週から91週にかけて、UCLAでの最終講義が行われました。

その最終日に各地域代表による学術発表が行われたのですが、僭越ながら私が日本チームの代表として学術発表を行わせていただきました。

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↑各国代表者によるケースプレゼンテーションには、歴代の教授陣も観戦。



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↑ケースプレゼンテーション中!




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↑最後のスライドは、スタッフ写真。世界の男性Drが興味津々。
 日本人としても童顔な私。外国の方からは20代に見えるらしく、
「若いのに、こんな大きな医院を経営して、こんなに素晴らしい治療をして、君はいったい
 何者なんだ?」と聞かれました・・・。アラフォーなんですが・・・。(+o+)


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↑ちょっと笑いも取れました。(^o^)



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↑発表後の質疑応答。流石に鋭い指摘。



結果は、観戦されていたUCLAの教授陣からもお褒めの言葉をいただき、最高の評価が得られました。これは、私の勝利ではなく、日本チーム全員の勝利だと思われます。

サーシャ教授からも「日本の歯科医師のレベルはここ10年で飛躍的に向上している。」と世界の先生方の前で言ってもらえたことも嬉しかったです。



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↑卒業レセプション 各地区代表プレゼンターで写真。

左から中東代表、ヨーロッパ代表、日本代表、北米代表。
イケメンに囲まれて・・・。(T_T)



卒業式。

サーシャ教授とヤンシー副学長から、直々に卒業証書が送られます。


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↑サーシャ先生、ヤンシー副学長と共に



そして、最後に優秀賞の発表!

1年間に渡って行われた筆記試験、臨床試験、ケースプレゼンテーションでの合計点数で順位が決められます。

まずは優秀者6名が壇上へ。


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↑これから順位の発表です。日本チームから3人!優秀!



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1位か2位か、ドキドキの瞬間!結果は2位! 
1位のイギリスの先生は、用事があってすでに帰国・・・。)

私は、幸運にもなのか、残念なのか、総合2位をいただくことができました!
ここまできたら、正直1位が欲しかった・・・。


 

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2位の賞状と景品をいただきました。



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2位の景品は、剥離子セット。サーシャ教授からもらった剥離子で、これからも手術の腕を磨きます。高級な景品よりも、この手作り感が嬉しさを増します。(^o^)



思い起こせば昨年の11月のこのコースの初回の時のブログにも、優秀者として表彰される!という目標を掲げていましたが、どうにか達成することができました。これもひとえに色々と協力してくれた日本チームのメンバーのおかげだと感謝しております。

この経験を活かして、より安全かつ安心な歯科医療を提供できればと思っております。

これからもよろしくお願いします。




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↑インプラントマスタープラグラム参加者全員での集合写真。



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↑gIDEのHPに掲載されていました!やっぱり、2位でも嬉しいです。(^o^)



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3位のコロンビアのDr.Robertoとも友達に。彼のプレゼンも凄かった。